【幼児向けタブレット徹底比較】スマイルゼミとチャレンジタッチ（すてっぷタッチ・じゃんぷタッチ）の違いは？本当におすすめなのはどっち？

タブレット型学習教材の中でも、二台巨頭と言われよく比較されるスマイルゼミとチャレンジタッチ。

両者とも幼児向け〜高校生向けまで幅広い年齢の子供を対象にコースがラインナップされています。
果たして幼児が始めるとしたらどちらが良いのでしょうか？

どちらが良いか、というよりどちらが我が子に（我が家に）合っているかな？という視点で、ぜひ参考にしてください！

スマイルゼミ【幼児コース】 の正式表記は「すまいるぜみ」とひらがな表記ですが、カタカナで検索されることが多いので本記事では「スマイルゼミ」とカタカナ表記で記載します

スマイルゼミ幼児コース VS こどもちゃれんじタッチ｜両者の違い一覧表

まずはそれぞれ、全体のスペックの違いから見ていきましょう！

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
対象年齢と月会費（税込） ※12ヶ月一括払いの場合	プレ年少／年少／年中／小学準備講座（年長） すべて3,278円	年中／年長 両学年とも3,230円
副教材の有無	なし タブレットのみで完結	あり タブレット＋紙ワーク
英語学習	・毎月配信 （月4レッスン） ・さらにオプションでじっくり学べる「英語プレミアム」（月748円～）あり	・毎月配信 （月2レッスン）
画面の雰囲気	シンプルで迷いがない 学習に集中できるデザイン	カラフルでにぎやか 「勉強感」をできるだけ排除
1回あたりの学習時間	約15分	すてっぷタッチ：約10分 じゃんぷタッチ：約15分
無学年式学習 （先取り/さかのぼり）	国語・算数で 中3までの範囲を先取りOK	国語・算数で 中3までの範囲を先取りOK
モチベーション・ごほうび機能	・その日の学習取り組みごとに衣装やアイテムがもらえる「マイキャラパーツ」 ・家族とのチャット機能	・しまじろうによる声かけ ・学習取り組みごとにコレクション機能 ・家族・キャラクターからのメール機能
重要！ タブレット代の負担	・入会時10,978円 ・12ヵ月未満で退会するとタブレット代の請求あり 解約後Android端末として利用可能	・入会時0円 ・6ヶ月以上継続すればタブレット代の負担なし 解約後Android端末として利用不可

スマイルゼミ幼児コース VS こどもちゃれんじタッチ｜それぞれを簡単に紹介すると？

スマイルゼミ幼児コース｜シンプルな画面で学習の基礎固めに特化

スマイルゼミの特徴をひとことで言うと、「シンプルで学習の基礎がために特化した内容」！

子供の「取り組みのモチベーションとなるコレクション機能」は最低限の範囲で搭載しつつ、あえてゲームが目的になったりキャラクターが前面に出ないようシンプルなUIとなっています。

そのシンプルさの甲斐あって、子どもが一人でも取り組みやすく、親のサポートがほとんど不要なのです。

タブレットを開くと「きょうのミッション」として、今日取り組むべき課題が3つ表示されており、「何からやろうかな？」と迷うことがありません。

タブレットを開いてから学習を開始するまでのムダがなく、子供が学ぶことに集中できるよう工夫されています。

こどもちゃれんじタッチ｜しまじろうと楽しく学ぶ！学習だけではなく社会生活の基本も大切にする

シンプルで学びに集中するスタイルのスマイルゼミと比較して、こどもちゃれんじタッチでは文字や数の学習面いがいも総合的に楽しく学ぶ内容となっています。

メインキャラクターのしまじろうと「一緒に」大きくなっていくイメージ♩

画面は良い意味でにぎやか・カラフルで、子供が好みそうなデザインです。

また、こどもちゃれんじタッチの特徴といえばコレ！

タブレット学習であっても、別で紙のワークやエデュトイも一緒に届くのでとってもお得です。

スマイルゼミ・こどもちゃれんじタッチの詳細を徹底比較！

ここまで、スマイルゼミとこどもちゃれんじタッチのざっくりとした特徴をご説明しました。

より学びに集中させた場合はスマイルゼミ、ゲーム性やしまじろうの助けも借りつつ楽しさを重視したい場合はこどもちゃれんじタッチがおすすめ！ということがお分かりいただけたと思います。

ここからは、費用や受講科目など細かい点についても1つ1つ両者を比べてみたいと思います。

受講費用の比較

両者の受講費用は、月々払いの場合も12ヶ月一括払いの場合もほぼ同じです。

支払い方法	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
12ヵ月分 一括払い	3,278円／月 39,336円／年	3,230円／月 38,760 円／年
6ヶ月分 一括払い	3,520円／月 21,120円／半年	－
月々払い	3,960円／月	3,990円／月

ただし、こどもちゃれんじタッチには6ヶ月一括払いの支払い方法はなく、月々払いか12ヶ月一括払いのどちらかになります。

受講料はほぼ同額だがこどもちゃれんじタッチには副教材も含まれる

受講料はほぼ同額でも、こどもちゃれんじタッチはタブレット学習のコンテンツ以外に年数回、エデュトイ（知育玩具）や紙のワークも届きます。

それらも含めてほぼ同額なら、こどもちゃれんじタッチの方がややお得と考えることもできそうですね！

ただしスマイルゼミには継続割引がある

ただし、スマイルゼミには長期受講している人に対して「継続割引」があり、長く受講すればするほどお得になってきます。

具体的には、2年目から毎月100円の割引が始まり、6年目には毎月500円の割引に！（これがまた、じわじわ効いてきますよ）

スマイルゼミの継続割引

2年目（13ヶ月目～）	100円引き／月
3年目（25ヶ月目～）	200円引き／月
4年目（37ヶ月目～）	300円引き／月
5年目（49ヶ月目～）	400円引き／月
6年目（61ヶ月目～）	500円引き／月

タブレット代金の比較

忘れてはならないのが専用タブレットの代金。

スマイルゼミもこどもちゃれんじタッチも専用タブレットを利用するので、早期退会する場合はタブレット代金を請求されます。

ところがタブレット代金を請求される条件や金額には両者で違いがあります。

タブレット購入（入会時）にかかる料金

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
入会時タブレット代	10,978円	0円（無料） ※初回限定
定価	43,780円	39,800円
端末サポート	330円／月～	300円／月～

早期退会した場合に負担する料金

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
6ヶ月未満で退会	32,802円	8,300円
6ヶ月以上受講時	6ヶ月以上12ヶ月未満で 7,678円	0円
12ヶ月以上受講時	0円	0円

こどもちゃれんじタッチ（すてっぷタッチ、じゃんぷタッチ）では、なんと新規入会時タブレット代金が無料です！

自宅にタブレットを所有していなくても、初期費用なしでタブレット学習をスタートできるのは大きな魅力！

さらに、スマイルゼミもこどもちゃれんじタッチも早期退会するとタブレット代を別途請求されてしまいますが、こどもちゃれんじの場合は6か月以上継続受講すれば0円です。（スマイルゼミの場合は12ヶ月以上継続しないと徴収されます）

どちらの教材も単月の受講料はほぼ同額ですが、注目すべきはタブレット代金の有無ですね。

利用料や学習内容ばかりに目が行き、早期退会してしまった場合のタブレット代のことは見逃してしまう方が多いので、その時のデメリットについてもよく検討しましょう。

学習内容の比較

両者とも「ひらがな・カタカナ・数」などの小学校入学前に習得したい基礎学習に加え、社会生活やルールについての学習も入ってきます。

両者で差があるのが

• 英語コンテンツの量
• 学習テーマの数

の2点です。

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
特徴	・教科学習の基礎をしっかりと固める ・小学校入学準備に重点を置く	基本的な学習準備に加え、社会での過ごし方やルール、感性に働きかける幅広い学び
テーマ数	10種類	11種類
学べること	・ひらがな、カタカナ ・ことば ・かず、かたち、とけい ・えいご（月4レッスン） ・ちえ ・せいかつ、しぜん	・ひらがな、カタカナ ・数、図形、とけい ・英語（月2レッスン） ・考える力 ・プログラミング ・好奇心、人とかかわる力 ・ルール、マナー

英語コンテンツはスマイルゼミの方が充実

英語のコンテンツのボリュームはスマイルゼミが月4レッスン、こどもちゃれんじが月2レッスンで差があります。

さらにスマイルゼミでは、オプションの「英語プレミアム」を748円（税込）で追加受講することができます。

一方、こどもちゃれんじタッチの英語コンテンツは最低限のレッスン数に抑えられています。

小学生コースであるチャレンジタッチ では、「Challenge English」という英語コンテンツが追加費用なしで使えるようになるのですが、幼児コースであるこどもちゃれんじタッチではまだ使えません。（別途こどもちゃれんじEnglishというサービスがありますが有料で毎月数千円の費用が発生します）

▼幼児の英語学習ならオンライン英会話がおすすめです！

学習テーマ数はこどもちゃれんじタッチの方が多い

学習テーマの数は、スマイルゼミが10種類、こどもちゃれんじタッチが11種類と少しだけこどもちゃれんじタッチの方が多いです。

こどもちゃれんじタッチでは紙のワークやエデュトイなどの副教材も送られてきますから、お得度で判断するならこどもちゃれんじタッチの方が上と言えます。

また、学習内容の面でも違いがあります。

スマイルゼミは小学校入学後の教科学習の準備に重点を置いていて、こどもちゃれんじタッチと比較するとやや「お勉強感」が強めです。

一方、こどもちゃれんじでは文字や数字の基本的な学習準備に加えて、社会生活の準備やルール、感性を育む学びも提供しています。

どちらもいいな…と思ったら
とりあえず両者に資料請求しておこう！

無学年式学習の比較

年齢の壁を超えて先取りやさかのぼり学習ができる「無学年式学習」。

最初に無学年式学習をオンライン教材として始めたのは「すらら」だと言われています。

その後スマイルゼミが導入し、遅れて2024年からこどもちゃれんじタッチでも無学年式学習に取り組めるようになりました。

両者とも幼児コースで取り組めるのは国語・算数の2教科のみで、スマイルゼミでは「コアトレ」、こどもちゃれんじタッチでは「AI国語算数レーニング」という名称のコンテンツです。

両者とも科目は「国語・算数」の2教科で「小学校以降の学習を先取りできる」という点は同じですが、少し違いがあります。

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
いつからできる？	年中〜OK	年長〜OK
先取りの対象学年	小1〜中3範囲	小1〜小6範囲

「何年生までの学習を先取りできるか」という点で、スマイルゼミは対象学年が中3までと長いのも違いですが、現実的に幼児が中学レベルまではやりませんよね（笑）

違いがあるのはいつから無学年（先取り）学習ができるかという点！

スマイルゼミでは年中からOKですが、こどもちゃれんじタッチでは年長からとなっています。

どちらもいいな…と思ったら
とりあえず両者に資料請求しておこう！

ごほうび・モチベーションアップ機能の比較

スマイルゼミでは、毎日の学習が終わるとアバターの着せ替えアイテムがもらえるか、知識カードがもらえます。

上の子はアバター機能が大好きで（マイキャラといいます）、好きな見た目にカスタマイズすることで学習へのモチベーションを持続させていました。

比較してこどもちゃれんじタッチは、さらにごほうび・モチベーションアップ機能が高め。

まず大きいのがしまじろうの声かけ。

問題に正解した時の褒め方も、スマイルゼミよりこどもちゃれんじタッチの方が大げさ気味です（もちろんしまじろうが褒めてくれる）。

さらに、課題をクリアするごとにアイテムがもらえて「今月の絵」を完成させていくというご褒美機能などもあり、コレクション好きの幼児のことをよく分かっています。

スマイルゼミの方に軍配が上がる点としては、保護者とのメッセージツールです。

頑張って覚えたばかりのひらがなで我が子から届くメッセージには毎日ほっこり。この機能はこどもちゃれんじタッチにはなく、スマイルゼミの良い点です。

	スマイルゼミ【幼児コース】	こどもちゃれんじタッチ
モチベーションアップ機能	着せ替えパーツ・カードのコレクショ機能	しまじろうの声かけ
正解した時の演出	シンプルに「ピンポン♩」	しまじろうが褒めてくれる
保護者とのコミニュケーション	アプリでメッセージのやり取りや今日の課題画像のシェアが可能	今日の課題画像のシェアは可能

スマイルゼミとチャレンジタッチ徹底比較！幼児向けタブレットのおすすめはどっち？｜まとめ

スマイルゼミ【幼児コース】 とこどもちゃれんじタッチ はよく比較され、一見似たようなタブレット教材に見えますが、細かく見ていくと異なる点がいくつもあります。

両者をざっくりとまとめると以下のとおり。

どちらにも良い点がたくさんあり、「どっちが良い」「どっちが上」ということはないので、子供のタイプや家庭が重視したいポイントにしぼって比較検討してみてください。

スマイルゼミでは資料請求すると2週間のお試し受講（全額返金制度）ができ、こどもちゃれんじタッチも資料請求者には体験版教材が送られてくるので迷う場合はどちらも資料請求してみましょう◎

我が家では両方資料請求し、両方をよくよく検討したうえで現在は長男がスマイルゼミを受講中。

年長になってもまったく書けなかったひらがなを、スマイルゼミ受講開始から3ヶ月ですべてマスターするという成長っぷりです。

あなたのお子様にもぴったりのタブレット教材が見つかりますように。

▼幼児向け教材の比較を見たい方はこちら