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もうすぐ小学校入学なのに、うちの子まだひらがなが書けない…
でもひらがなって小学校で習うんだよね?入学までに読み書きできていなくても問題ないかな?
教育業界最大手企業、元トップ営業マンのあいぽんです!
ひらがなは小学校で習う…それは建て前、というのが現実!
公立小学校では、(建て前は)ひらがなは入学後に教えるのが基本となっています。
「第1学年および第2学年」の内容
引用元:小学校学校指導要領【国語編】|文部科学省
平仮名及び片仮名を読み,書くとともに,片仮名で書く語の種類を知り,文や文章の中で使うこと。
ところが、指導要領的には必須ではなくとも、入学前にひらがなの読み書きができる子は実際にはかなり多いというのも事実。
この記事では、
- 小学校入学時点でどのくらいの子供たちがひらがなの読み書きを習得しているのか
- 公立小学校で求められる入学時点での文字習得
- ひらがな学習に役立つ家庭学習ツール
について解説します。
業界首位の教育系企業で10年間、新規講座の開発・運営・営業業務、フィリピン留学のエージェント業に携わる。(営業成績は社内首位を駆け抜ける)
家庭との両立のため退職後、現在は会社員として働きながらメディア運営や情報サイトでの執筆活動を行っています。
・Ameba公式トップブロガー
・育児情報サイト連載・執筆多数
・著書「泣いて笑って親になる! 超絶忙しいママたちの育児あるある日記 (MSムック) 」(共著)
・Instagramでは娘が生まれてからの育児日記を掲載中
当サイトでは「塾に行かなくても、家庭学習だけで成績は上がる!」をモットーに、家庭学習を頑張る親子を応援する情報を発信しています。
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当サイト公式Instagramでの調査結果
当サイトの公式Instagramで、小学生以上の子供を持つ保護者1万5千人に対し「ひらがな・カタカナの読み書き」についてアンケート調査を行いました。
9割以上の子供がひらがなの読み書きができる状態で入学する
アンケートでは、実に9割以上の子供たちが小学校入学時点でひらがなの読み書きを習得しているという結果が出ました。
- 小学校入学時点でひらがなが読めた…92%
- 読めなかった…8%
- 小学校入学時点で自分の名前や短い文章ならひらがなで書けた…91%
- ひらがなは書けなかった…9%
「書き」というのは見本を見ながら「あ」「い」と書く…というレベルではなく、最低限「自分の名前や短い文章を書く」というレベルの話です。
ひらがなは小学校で習う・・・といっても、9割以上の子はひらがなで文章が書ける状態で入学してくるってことなんだね!
そういうことなんです!
ひらがなは小学校で教えてくれるけど、書けない子は1割に満たないというのが現実。
カタカナについても8割の子供が読める状態で入学する
カタカナについては以下の結果になりました。
- 小学校入学時点でカタカナが読めた…47%
- カタカナの読み書き両方できていた…32%
- カタカナは読み書き両方できていなかった…21%
ひらがなだけじゃなく、カタカナまで…!
そして読むだけじゃなく、ひらがな・カタカナが両方書ける子は3割以上いるんだね!
8割の子が「最低でも読める状態で」入学してるんだよね…!
「ひらがなが読める」状態で入学してくる子は9割以上という結果でしたが、カタカナについても8割の子が読める状態で入学してきます。
言い換えれば「2割の子はカタカナの読み書きはできない」わけですが、やはり2割というのは少数、クラスの中ではマイノリティーです。
指導要領ではカタカナを習うのは1年生の2学期ですが、8割の子が入学までにマスターしている中での授業です。
集団授業ではどうしても多数の方に進度を合わせますから、授業の中で全員が習得できるまでの時間を割くことはできません。
我が家の子供達の入学時の説明
長女の就学前健診(年長の10月に実施)では、先生から以下のような説明がありました。
- 週休2日・指導要領が新しくなったことから、私たちの子供の頃と比べて国語に割く時間数が減っている
- 入学までにひらがなが読めるように、自分の名前は書けるようにしておいてほしい
えぇ!?
指導要領では1年生で習うはずのひらがなを、入学までに覚えてこいって学校側が言うなんて、矛盾してない・・・!?
ひらがなで文章をすらすらと書けるようにするのが1年生1学期の目標、それまでに最低限「読み」と「自分の名前の書き」をできるようにしておいて、という意味で私はとらえました!
確かに、国語の授業でなくとも授業で使うプリントには自分の名前を書くという作業が毎日発生します。
もちろん1学期の学習で学校はひらがなを教えていくわけですが、ベースとして全員が「文字になんの興味もなく、書こうとしたこともない」状態で入学してきてしまったら、全員に細かく指導していく時間的余裕はありませんよ、という意味かなと思いました。
就学前にひらがなをマスターしておくべき理由
先取り学習する家庭が増えた
上記でも説明しているとおり、現在は実にクラスメイトの9割はひらがなの読み書きができる状態で入学してきます。
我々保護者世代が小学生の頃は、入学時点でひらがなが書けない子の割合はもっと多かったはず。
幼児の頃から先取り学習でさまざまなことを学ばせる家庭が増えているため、必然的に入学時の文字習得率が上がっているのです。
ひらがなの読み書きだけでなく、時計の読み方、足し算や引き算などの計算、英語…さまざまな先取り学習が「普通」になってきています!
先取り学習している子が増えているということは、クラス全体が「予習してきている」ようなもの。
学校は指導要領どおりに授業を行ってくれますが、「予習している子が9割以上」の状態でスタートを切るのはなかなか酷なものです。
先取り学習していることで優位に立てるというより、もうそれが普通、となっているのが令和の小学校事情・・・。
「自分だけができない」と、子供が劣等感を抱かずに小学校生活のスタートを切れるようにしてあげたいですよね。
学校の授業も学校生活もひらがなの読み書きはできる前提ではじまる
宿題のプリント、授業で使うプリントには名前を書きますし、黒板には今日の日直さんの名前が貼ってあったり、「今週のめあて」が貼ってあったりします。
1年生1学期で使う国語の教科書はひらがなばかりですが(漢字は2学期から習います)、しっかりとひらがなで文章は書かれています。
9割以上の子は、4月の時点でそれらを「読める」状態で過ごしています。
入学時点でそれらが読める状態なら、学校生活がスムーズに過ごせそうですよね。
ただでさえ小学校生活のスタートは新しいことの連続!
つまづきポイントを1つでもなくしておきたいものです
入学後の宿題フォローが大変になる
小学校に入学すると、早速毎日宿題が出ます。
ひらがなは1学期から習う前提ではあるものの、毎日「国語の音読○回」、「算数のプリント」などひらがなが読めないとできない前提の宿題ばかり…。
算数のプリントで例えると、「3+2=5」などの計算問題ならひらがな不要ですが、1学期からたし算の文章題はあります。
文章題になった途端、ひらがな読みに時間がかかるせいでめっちゃ宿題が大変だって話をよく聞くね…!
両親ともフルタイムで働いていて、帰宅すると18時を過ぎている…という家庭も現代では珍しくないでしょう。
そんな中で、子供の宿題に1時間も2時間も親のサポートが必要なようでは、親子ともに大変です。
ひらがなの読み書きがマスターできていれば、1年生の宿題量なんて本当にたいしたことはなく、1人でやらせても30分もかからないもの。
親子ともに余裕をもって入学後の生活ができるよう、せめてひらがなの読み書きは習得しておきたいものです。
差はどんどん開く
小学校入学時点でひらがなの読み書きができていなくても、習っていくうちに読めるように、そして書けるようになっていきます。
最初は少し大変でも、みんなと差があっても、そのうち覚えてしまうなら焦らなくても良いんじゃない?
その間、他の子たちの文字習得レベルがそのまま、というわけではありませんよ!
入学時点でひらがなの読み書きができている9割の子は、そのうち「文字がスラスラと読めるように」なり、「文字をきれいに早く書けるように」なります。
2学期からはカタカナの学習が始まりますが、3割の子は入学時点でカタカナの読み書きもできますので、2学期に入ってからつまづくということがありません。(2学期からは漢字学習も始まります。忙しい!)
入学後、ひらがなの読み書き習得に時間を取られている1割未満の子が文字をスラスラと読めるようになるのはもう少し先のことで、その差はどんどん開いてしまいます。
すべての教科、すべての学習において文字の読み書きは基本であり不可欠要素なので、ここが遅れるとすべてに遅れをきたすといても過言ではありません。
だからこそ、小学校入学を控えた年中~年長さんのお子様をお持ちの方は、ぜひ今からひらがなマスターに力を入れていきましょう!
ひらがな学習に役立つ家庭学習ツール
ひらがなの習得が遅れている幼児向けに、家庭で取り入れられるおすすめの学習ツールをご紹介します。
この記事を読まれている方は、これまでお子様に対して「文字に興味をもってもらうための工夫」をあなたなりに頑張ってこられた、それでも我が子が文字に興味を持ってくれなかった…というケースが多いのではないでしょうか。
もうすでに、絵本の読み聞かせや市販のひらがなドリルなどは試してこられたことと思います。
そこで私が、市販ドリルなどでも文字に興味を示さない子供のためにもっともおすすめしたいひらがな学習ツールは、タブレット教材です。
幼児のひらがな学習に最適な学習ツールはタブレット教材
お子様はタブレットやあなたのスマホでYouTube等の動画を見るのがお好きですか?
長時間の動画視聴に困っている方も多いと思いますが、子供はなぜだかデジタルデバイスが大好きなのです。
「紙に鉛筆で書け」と言ってもなかなかその気にならない子も、デジタルデバイスになった途端、なぜか書くのが不思議です。(我が子もそうでした)
\ さっそくチェックしてみよう! /
ひらがな学習に適したタブレット教材のおすすめ
\最低でもどちらかはチェックしておこう!/
タブレット教材がひらがな学習に適している理由
紙のワークブックに興味を示さなかった子でも、タブレット教材だとなぜ学習意欲が湧くのでしょうか。
その理由としては、
ということがいえます。順番に解説していきましょう!
タブレット教材自体に良い意味で「お勉強感」がない
タブレット教材は子供にとって、遊びの延長のようにうつっています。
だから「嫌々取り組む」ということがなく、「遊びたいから」「楽しいから」おのずとタブレットを開き、言われなくても学習を開始してくれるのです。
アニメーションでの説明が分かりやすく、「分からないからやりたくない」ということも起こりづらいのが特徴。
勉強するのは嫌だけど、ゲームや遊びならやりたい!という子供の心をガッチリつかみます。
第三者に言われる方がスムーズ
子供に文字練習させていると、鏡文字になってしまったり正しく書けなかったりで、こちらがつい「もっとこの線を長くしよう」「向きが反対だよ」と注意してしまいますよね。
こちらは強く言ったつもりがなくても、子供は注意されたことにへそを曲げてしまったり、学習自体が嫌になってしまったり…。
タブレット教材では、キャラクターやタブレット教材の声が「お手本どおり書けているかな?」「もう1回書いてみよう!」と親の代わりに注意してくれます。
正しく書けたら花丸がついて目一杯褒めてくれます。
この自動採点機能、マジで神です…!
親子の不要な争いをなくしてくれる最高機能です!!
親に言われるとムッとする子供も、タブレットに言われたら「そうか…」とスムーズに取り組めるもの。
親子バトルを避け、子供が素直に聞いてくれるタブレットにお任せしておけば安心です。
習慣化しやすい
タブレット教材は、驚くほど習慣化しやすいのが特徴です。
始めてみれば分かります。「やりなさい」と口うるさく言わなくても、子供が自らタブレットを開き、学習を始めます。
それもまた、「勉強感がない」からであってゲームの延長のような感覚から来るものだと思いますが、とにかく親が言わなくても勝手に勉強してくれるというのは本当にストレスのないものです(笑)
ひらがなドリルやろう!って誘って「嫌だ」って言われるのもストレス、無理やり始めて子供にやる気がないのもまたストレス…
子供が自主的に取り組まない場合、まず「取り組むまで」が大変なんだよね…
でもタブレット教材は本当にノンストレスでやってくれますよ(笑)
もちろん各社とも「習慣化するための工夫」はかなり凝らしてあり、学習するごとに着せ替えパーツがもらえたり、毎日こなすことでごほうびポイントがもらえる機能があったりします。
▼昔からある「ポイントを貯めたら交換できるグッズ」は令和も健在!(こどもちゃれんじタッチ)
▼今日の課題を終わらせると着せ替えパーツやカードがゲットできる仕組み(スマイルゼミ幼児コース)
習慣化すれば、おのずとひらがなは習得してしまいます。だって毎日書くんですから。
なんなら、ひらがな以外にも時計の読み方やたし算・引き算など、入学前にできていたら理想的な学習にまるごと取り組めてしまいますよ。
\ ひらがな習得に苦労している子、必見! /
紙教材にもメリットがたくさん!
子供にタブレット教材を与えることに対して、費用面以外にも視力への影響や、これまでデジタルデバイスに触れさせたことがない等の理由から抵抗感のある方もいるでしょう。
そんな方は、タブレット教材の前にまずは紙教材を試してみるのがおすすめです。
まずはここから!市販のひらがなドリル
最も安く簡単に取り組めるのは市販のドリル。
書店で買うのと同じ料金で、インターネットでも購入できますよ◎(しかもたいてい送料無料です)
\ おすすめの市販ドリル /
ドラえもん はじめてのあいうえお 3・4・5歳 | 1日5分でじがかけるほん ひらがな 改訂版 | 3~4歳 かいてけせるひらがな 新装版(学研の幼児ワーク) | やさしいひらがな1集(もじ・ことば3) | うんこドリル ひらがな 4・5さい | 1年生ひらがな(くもんの小学ドリル 国語シリーズ) | くせのないきれいな字になるひらがなれんしゅうちょう | なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳 | |
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表紙 | ||||||||
特徴 | ドラえもん効果絶大!3歳から大好きなドラえもんと学べる | リズムよく、声に出すあきやまメソッドで楽しくひらがなの練習ができる | 水性マーカーやクレヨンで書いてティッシュで消せば何度でも使える! | 幼児ドリルのトップブランド、公文のひらがなドリル。やさしい順に並んだ45文字を繰り返し練習 | 子供が大好きな「うんこ」のパワーでヤル気アップ!「ありのうんこ」など楽しい例文 | うろおぼえでもひらがなが書けるようになってきた子におすすめ。運筆練習などは省き、文字練習を繰り返しやりたい子へ | どうせ覚えるならきれいな文字を!同じ特徴がある文字を同時に学習することで幼児でも美文字を目指す | 超人気名門小学校の先生と、マスメディアでも話題の新進気鋭の女流書道家がおくる、まったく新しい「ひらがなの書き方」の手引書 |
ページ数 | 66ページ | 96ページ | 52ページ | 80ページ | 80ページ | 80ページ | 112ページ | 145ページ |
対象年齢 | 3~5歳 | 2~6歳 | 3~4歳 | 3~5歳 | 4~5歳 | 6歳 | 4~6歳 | 5~6歳 |
繰り返し学習 | ||||||||
付属シール | ||||||||
商品リンク |
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▼市販ドリルについて、詳しい解説とひらがな練習法
「紙と鉛筆で学ぶ」ことを習慣化させたいなら紙の通信教材
安価に始めやすいのは幼児ポピー
資料請求すると見本教材がもらえるので、お子様が興味を持つか試してみるのがおすすめです◎
\ その他の紙教材も検討したい方はこちら! /
小学校入学までにひらがなを習得してスムーズに学校生活をスタートしよう!
ひらがなの読み書きができていなくても、入学はできます。
ちゃんと小学校で教えてくれます。
ただ、入学直後に完璧にマスターできるとか、それが学校だけで完結するかといったらそうではありません。
入学直後からひらがなが書けないとできない宿題は出るし、家庭でのフォローなしに習得できるものではありません…!
結局は家庭でのフォローが不可欠で、そして今(入学前)にできることがあるのなら…取り組まない理由はありませんよね。
とはいえ、子供が嫌がっているのに無理やり教えても逆効果。あくまでも「楽しみながら」学習できるのが理想です。
そして文字の学習について、保護者の方がぜひ「勉強させる」というイメージを捨て、「楽しみを広げるために学ぶ」と考えてほしいなと思います。
- 絵本を自分で読める!
- 自分の名前が書ける!
- お友達にお手紙が書ける!
- 街にある看板やテレビに出てくる文字が読める!
ひらがなの読み書きができると、子供の世界がぐっと広がるのです。
ぜひ、楽しみながらお子様の世界を広げてあげてくださいね♩
\ ひらがな習得に苦労している子、必見! /