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教科書ワーク
両者は本当によく似ているから、どっちを買うべきか迷いますよね…!
小学生の家庭学習用ワークブックとして不動の人気を誇る教科書ワーク
本記事では、両方を購入して徹底比較した結果をくわしく説明します!
どちらかの購入をお考えの方の方の参考になれば幸いです◎
- 教科書ワークも教科書ぴったりトレーニングも、構成・内容・難易度はほぼ同じ
- しいて言えば教科書ワークの方が記述問題がやや多め
- 金額もほぼ同じ(教科書ワークの方が12円高いが無視していい金額差)
- どちらか一方を買うなら個人的には教科書ぴったりトレーニング
をおすすめ - 最もおすすめなのは両方買って両方1年の間に取り組むこと!
\ 各学年・各出版社ごとに発行されてる!/
教科書ワーク/教科書ぴったりトレーニングとは?
どちらも「教科書準拠」の問題集
教科書ワークと教科書ぴったりトレーニングは、両者とも「教科書準拠問題集」の代表格です。
教科書ワークは「文理」、教科書ぴったりトレーニングは「新興出版社」が出版しています。
教科書はいくつかの教科書会社(出版社)から発行されており、それぞれ「学習目標・身につけたい力」は同じですが、過程や単元の順番が少しずつ異なります。
教科書準拠問題集は、各教科書ごとに作られているのが特徴です。単元の分け方やタイトルも教科書と同じで、さらに対応する教科書ページまで明記されています。学校の授業の予習・復習にぴったりの問題集といえます。
例えば、教科書準拠ではない問題集で勉強していると、国語の問題で「この漢字まだ習ってない…!」とか理科の問題で「ホウセンカは植えてないから分からない…」というようなことも起こり得ます。
そうか、国語なら取り扱う文章の題材も違うから、教科書準拠問題集を使えばテスト対策にもなるんだね!
どちらも各学年・主要教科分・各出版社分が出版されている
教科書ワーク、教科書ぴったりトレーニングとも、小1〜小6まで各学年ごとに、国語・算数・理科・社会・英語の主要教科、ほぼすべての出版社(教科書発行元)ごとに作られています。
例えば「小3、算数、東京書籍」という具合に我が子にぴったり合った1冊を購入することができます。
教科書ワーク・教科書ぴったりトレーニングの共通点
どちらも基本・練習・まとめテストの3部構成
教科書ワークも教科書ぴったりトレーニングも、基本・練習・まとめテストの3部構成です。
- 教科書ワーク:基本のワーク→練習のワーク→まとめのテスト
- 教科書ぴったりトレーニング:じゅんび→練習→たしかめのテスト
いきなり問題が出てきて「ほら、解け!」という流れにはならないので大丈夫。
特に3部構成の最初、基本部分では図解やイラストが多く、その単元の概要が理解しやすいよう工夫されています。
真ん中の練習部分で演習をこなし、最後のまとめテストで仕上げ。
このまとめテストのパートはまさに学校のカラーテストに難易度も出題形式もそっくり。
テスト前に復習として取り組むと100点の確率がグ〜ンと上がります!
どちらも無理のない難易度
教科書ワークも教科書ぴったりトレーニングも、内容・レベルが教科書準拠。
学校のカラーテストの難易度がMAXという感じで、それ以上の応用問題や教科書の範囲を超えた問題は掲載されていません。
中学受験対策に最適!というワークブックではありませんが、
- 家庭学習の習慣づけのため
- まずは学校のカラーテストを満点に
- 通知表の成績で「よくできる」を取る
- 勉強が「わかる」「だから楽しい、好き」という感覚を養う
という対策にはぴったりフィットする難易度です。
難易度の高い問題に取り組む場合、基礎が150%理解できていないと解けないことが多いです。
そういう意味でも両者の難易度を無理なくこなせるようになるのが先決です。
どちらも別冊ドリルなどの付録つき
教科書ワークにも教科書ぴったりトレーニングにも、別冊のドリルやシールなどの付録が共通でついています。
別冊ドリルは切り離しできるようになっていて、算数なら計算ドリル、国語なら漢字ドリルといった内容。
シールの付録も両者共通ですが、教科書ワークは各ページに貼る方式、教科書ぴったりトレーニングは別紙のポスターにすごろく方式で貼るようになっています。
▼教科書ぴったりトレーニングの「がんばり表」
▼小学生はまだまだシールを貼る作業がモチベーションになるようです(笑)
▼学期末、学年末ごとのテストも巻末についています
巻末の学期末・学年末テストは、学校で本番のテストが実施される前にぜひ家庭で取り組んでほしいです!
難易度も問題も本番そっくり。これをやるだけで100点の確率が大幅にアップするはず。
どちらも安価で手に入りやすい
両者の値段は2024年現在、
- 教科書ワーク:1,518円(税込)
- 教科書ぴったりトレーニング:1,496円(税込)
となっており、値段はほぼ同じです。
小1〜小6まで全学年、全教科共通の値段となります。
オールカラーで、1cm以上の厚みがある十分なボリュームで、別冊ドリルやシールの付録までついてこの値段。
「みんなの定番」(よく売れる・発行部数が多い)だからこそ可能な価格設定なのでしょうが、とてもありがたいです◎
\ 各学年・各出版社ごとに発行されてる!/
教科書ワーク・教科書ぴったりトレーニングの違う点
1.対応している教科書の差|教科書ワークの方が対応出版社と科目がやや多い
両者ともほとんどすべての出版社に対応していますが、細かく見ていくと対応出版社数が
教科書ワーク:9社
教科書ぴったりトレーニング:8社
となっており、教科書ワークの方が対応出版社が1社多いです。
具体的には、5・6年の英語の教科書として「三省堂版」があるかどうかの違いです!
また、主要教科(国語・算数・理科・社会・英語)以外のラインナップとして両者とも【全教科書版】(※出版社ごとに分けていない)を発行していますが、そのラインナップに少々差があります。
教科書ワーク | 教科書ぴったりトレーニング |
---|---|
漢字 数と計算 文章題・図形 プログラミング的思考 | 漢字 計算 文章題 |
お子様の英語の教科書の出版社が三省堂の場合は、教科書ぴったりトレーニングでは対応していません。(対象は5・6年生のみ)
めちゃくちゃ細かい違いになりますが、以下の人は教科書ワークを選ぶ方が良いでしょう。
- お子様の英語の教科書(5・6年)が三省堂の場合
- 算数だけでなく計算や文章題に特化したものも購入したい
- 文章題のワークに図形問題も入れてほしいと思っている
2.採点のしやすさに差あり|教科書ぴったりトレーニングの方が丸つけしやすい
これは地味に嬉しい機能なんですが、教科書ぴったりトレーニングには【丸つけラクラク解答デジタル】という機能があります。
▼解答冊子(答えとてびき)の表紙にあるQRコードを読み取ると…
▼スマホで紙面と同じ表示で解答が確認できる!
この地味で細かいけれど日々のストレスがめちゃくちゃ軽くなる機能は、教科書ワークには今のところありません。(2024年現在)
毎日の丸つけは親の仕事ですよね。ついついため込みがちですが、できるだけその都度、子供が1〜2ページ解くたびに丸つけしてあげるのが理想です。
これはやってみないと分からない!かもしれませんが、ただ答えが羅列されている解答を見ながら丸つけするのって、ちょっとしたストレスです。
えーと、34ページ…の1番、の①が◯◯で、②が△△で、③が…あ、違うこれ④だった
みたいになることありませんか?(笑)
まず解答冊子から該当ページの答えが載ってるところを探すのがちょっとめんどくさいよ!
その点、教科書ぴったりトレーニングならスマホで紙面と同じ表示を見ながら、サクサク丸つけできるのでとってもラクです◎
私はいつも、丸つけ用の解答ページのタブはスマホで開きっぱなしにしています!
3.紙質が違う|教科書ぴったりトレーニングの方が書きやすい
これは画像では違いをお分かりいただけないと思うのですが、両者の紙質が違います。
どっちが上質とかの問題ではなく、
- 教科書ワーク:ツルツルした紙質
- 教科書ぴったりトレーニング:さらさらした紙質
という違いがあります。
やはりツルツルしている教科書ワークより、さらさらマットな紙質の教科書ぴったりトレーニングの方が書きやすいと我が子も言っています。
教科書ワークが書きにくいというわけではないんですが、ツルツルしているので少し鉛筆の筆跡が薄くなる感じです。イメージできるでしょうか?
これは好みの問題かもしれません。
4.問題タイプに少しの差|教科書ぴったりトレーニングの方が思考・記述問題が多い
両者の問題難易度はともに教科書レベルの範囲内で、基本的な問題が多いです。
各単元の構成も、
基本 → 練習 → まとめテスト
と3部構成になっていて、本当によく似ているのですが、どちらかというと教科書ぴったりトレーニングの方が思考的問題・記述問題が多い印象です。
出版社が直接そう言っているわけではないのですが、両方買って両方取り組んでみた結果の感想です
思考的問題とは、学校のカラーテストでいうと「裏」によく記載されている部分で、いわゆる「応用問題」。
例えば算数なら文章題や、答えまでのステップが2つ以上ある(式が2〜3個必要)内容だったり、社会であれば地図から読み取れることを記述させるような問題です。
ただし、これも記述問題が多いから良いということではなく、好みというかお子様のタイプ、親がどんな問題を解かせたいかによりますよね。
記述問題を解かせて力をつけたい!ということなら記述問題は多い方がいいですが、そもそも「記述が苦手」なお子様は、問題を前にすると全然書けずに筆が止まってしまうこともあります。
せっかく基本的な難易度の問題集に取り組んでいるのに、基本を身に付ける前に「分からないから嫌だ!」となってしまっては元も子もありません。
特に国語、理科、社会では「なぜこうなりますか」「なぜこのように考えられますか」といった設問がちらほらありますので、記述問題についてどう考えるかというのはひとつの検討材料です◎
5.解答(答えと手引き)に差あり|教科書ぴったりトレーニングの方が解説が詳しい
これは少々マニアックな差ですが、両者の同じ学年・同じ科目・同じ出版社のものの「答えと手引き」を比べてみたところ、教科書ぴったりトレーニングの方がページ数が多く、解説が丁寧という差がありました。
▼小3・算数・東京書籍版の「答えと手引き」
両者のページ数には(小3・算数・東京書籍版で比較)
- 教科書ワーク:40ページ
- 教科書ぴったりトレーニング:48ページ
8ページの差がありました。(他の教科でも同様にぴたトレの方が平均して10ページ前後多いです)
文字の大きさが違うからページ数が違うのではなく、教科書ワークの方には解説部分の省略がちらほらあるためです。
▼学期末のまとめテストの解答ページ
例えば上記のような「学期末のまとめテスト」を例にとっても、教科書ワークでは一部の問題にしか解説がないのに対して、教科書ぴったりトレーニングではすべての問題に対して解説が掲載されています。
「小学校の内容で教科書レベルの難易度なんだから、そんなに詳しい解説は要らないだろう」ってことで省略されちゃったのかな…
でも高学年の内容ともなると、いくら教科書レベルとはいえ、すべての親がパッと見て瞬時に解説できる内容じゃないんだよね
家庭学習で使う教材だからこそ、採点の作業と間違ったところの説明は保護者がやるしかありません。
ここは、教科書ぴったりトレーニングの方が家庭学習を頑張る家庭に寄り添った解答解説冊子になっているなと感じます!
7.教科書ぴったりトレーニングには3分動画あり
教科書ぴったりトレーニングには、各単元ごとの内容を短く約3分間の説明でまとめた動画があります。
各単元の最初のページにQRコードが載っていて、スマホやタブレットでQRコードを撮影すればすぐに子供に見せてあげることができます。
予習で使うときなど、まずこの3分まとめ動画を最初に見ることで単元の概要をつかむことができます。
パッと撮ってサクッと見れるから、けっこう便利!
これから教科書ワークにも取り入れられるかもしれませんが、2024年時点では教科書ぴったりトレーニングだけにある特徴です。
まとめ|教科書ワークと教科書ぴったりトレーニング、迷ったらどっちを買うべきか
教科書ワーク vs 教科書ぴったりトレーニング、ぶっちゃけどっちがおすすめ?
どちらもよく似ているので大きな差はありませんが、どちらか1冊を選ぶのなら筆者は教科書ぴったりトレーニング
両者の違いについて説明したとおり、教科書ぴったりトレーニングの方が、令和ならではの工夫や使いやすさ・書きやすさの面で少し上かなと思うからです。
日々の丸つけ作業や子供にとっての書きやすさなどは、細かいようですが家庭学習(と、そのサポート)のストレスを少なくしてくれますよ。
さらにおすすめなのは両方取り組むこと!
学力、記憶の定着には反復練習が効果的であり、それも一度覚えた内容に1ヶ月以上おいてから再度取り組むことで、さらに強く記憶される効果が科学的に立証されています。
百ます計算・陰山メソッドで有名な陰山英男先生は「1学年の間に、できればその学年で学ぶ内容を3周取り組めると良い」と著書の中でおっしゃっています。
\家庭学習についての陰山先生の著書/
我が家でも娘の小学校入学当初から、陰山メソッド通りに「基本を3周やる」を徹底しています。
そのため当然の効果が当然に表れていて、カラーテストは常に満点ですし通知表はオール「よくできる」です。
その「基本を3周やる」のうち2周を、この教科書ワーク
両者とも、教科書準拠で基礎問題がメインなのでこの「3周反復」のツールとして最適というわけなんですね。
正しい方法で正しく取り組めば、必ず結果は出ます!
教科で迷ったらひとまず算数を買うこと
主要教科すべてで販売されているので、「全部買うべき?」「優先するならどの教科?」と迷うかもしれません。
5教科全部に取り組めれば最高ですが、それはなかなか難しいですよね。
そこで、どの教科を購入するか迷った際には、とにもかくにも算数を優先して購入されることをおすすめします!
理由は、算数でつまづく子供が最も多く、算数は積み上げ型教科だからです。
算数の単元は体系的につながっていて、一度つまづくとその先の単元も理解できなくなってしまう積み上げ型教科!
- どちらか一方を買うのに迷ったら教科書ぴったりトレーニングがおすすめ
- もっとおすすめなのは両方買って1年の間に両方取り組むこと
- 教科で迷ったらひとまず算数に必ず取り組むようにする
両者について、さらに詳しいレビュー記事は以下を参考にしてください。
公式サイトより詳しく紹介しています(笑)
番外編|小学生の家庭学習は教科書ワークと教科書ぴったりトレーニングだけで大丈夫?
国語・算数・理解・社会は基本的に教科書ワークとぴたトレに取り組んでいれば問題ありません。(※中学受験をしない場合)
ただし、英語に関してだけは別途取り組みをおすすめ。
英語のつまづき(特に中学から)を未然に予防するために英語の家庭学習は小学生のうちから絶対に習慣化しておいた方が良いです。
当サイトが英語の家庭学習ツールとして最もおすすめするのはオンライン英会話です。
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